石臼挽き 手摘み 棚栽培
”京”は、京都府木津川沿いの河川敷の砂地で一年をかけて丁寧につくられた京都品種さみどりをメインに京都品種あさひ等をブレンド。
チャノキに寒冷紗(黒いネット)を直にかけるのではなく、棚を作って間接的に被覆することで、茶葉へのストレスを軽減し、遮光率も調整しながら栽培することができます。新芽がまだ小さな時期に低い遮光率から始め、状態を見ながら微調整しつつ、最終的には遮光率を90%以上にします。長い期間の遮光は、うま味たっぷりの茶葉をもたらしますが、同時にチャノキにとっては大きな負担となります。
この長い被覆期間に耐えさせるためには、前年から十分な栄養を与え、次の年の収穫の土台となる健全な枝を作ることが大事です。お茶本来の力を100%引き出すため、秋にはかまぼこ状に整枝せず、自然に伸ばします(自然仕立て)。その状態での収穫可能方法は、結果的に手摘みになるというわけです。
また砂地で作られた茶は、粘土質の土壌と比べて土地の香りがつきづらく、抹茶独特の覆い香や旨味も強くなる傾向があります。時々、台風や大雨で氾濫し、茶畑がダメになるリスクを背負ってでも、河川敷の砂地で栽培する意味がそこにあります。
お薄茶の作り方
2g
80℃
50cc
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お濃茶の作り方
4g
80℃
30cc
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